*共励会の起源

 最初の共励会(Christian Endeavor Society)は1881年2月2日、米国メイン州ポートランドのウイリストン会衆派教会において、フランシス・エドワード・クラーク牧師(Dr.Francis.E.Clark.1851-1927)とその妻ハリエット夫人の指導のもとに誕生しました。

 クラーク牧師夫妻は、教会に集う会員ひとりびとりが、「キリストと教会のために」充分に生かされた働きをしていないことに気付きました。初めはキリストを信じて洗礼を受け、教会のために奉仕しようと決心しても、いつの間にか名ばかりの会員になっているのが実情でした。それを見て、「信徒ひとりびとりが、神から与えられている恵みの賜物を充分に生かして教会に仕えるならば、教会はもっと活力に満ちたものになる」と考えました。

 それは1881年2月2日の午後、同教会の牧師館で青年聖書研究会の会員たちと女子青年たちによるミズバ会の会合が開かれた時のことでした。クラーク牧師は、日頃考えていた見解を、約40名の出席者に語りました。それは、やがて共励運動のモットーとなった「キリストと教会のために」仕えるには、「会員各自が教会の諸集会に精励し、聖書を常に学び、祈ることにより、各自が、主によって賜った恵みに感謝して、相互に分かち合い、共に励む奉仕生活をしよう」というものでした。

 この運動は期せずして、周囲の諸教会にとどまらず全世界へ伝えられて行きました。4年後の1885年には、世界に253の共励会が生まれ、会員は1万1千人となり、1936年には、8万余の共励会に400余万人の会員が数えられたほどに、共励運動は急速に広がり、世界大の運動となりました。
Copyright (C) 2004 Japanese Christian Endeavor Union, All Rights Reserved.