*日本の共励運動

 日本には、1885年(明治18年)、当時すでにアメリカンボードの宣教師として来日していた同志社創立協力者のデヴィス博士(Dr.Jerome Dean Davis, 1838-1910)により伝えられました。

 最初の共励会は、岡山の山陽女学校に設立され、その後、札幌、金沢、東京、神戸、姫路などのキリスト教学校に広がり、相前後して、全国各地の教会に伝えられました。

 1893年(明治26年)7月、神戸で第1回全国共励会大会が開かれ、世界会長F・E・クラーク牧師(前出)を迎えて、41の共励会が参加し、初代会長に原田助牧師が選ばれました。当時の参加者の中には長田時行、井上誠之介、石井十次、宮川経輝、柏木義円、クラーク牧師の同級生で来日していたジェームス・ペテイ博士(Dr.James H.Pette.1851-1920)などの名が見られます。

 共励会はやがて全国的に教派を超えて発展し、明治、大正、そして昭和初期における日本伝道の大きな推進力になりました。とりわけ日本メソジスト教会(当時)には共励局が設置され、全国の各教会に共励会が組織されました。1930年(昭和5年)には、全国の共励会は300に達し、10有余の連合組織を持つに至ったと報告されています。

 1941年(昭和16年)12月、太平洋戦争が勃発し、1945年(昭和20年)8月に終戦するまでの間、戦時体制下にあって日本連合キリスト教共励会(日本CE)は活動休止状態となりました。

 戦後、日本CEの再建が始まり、世界CE第2代会長ダニエル・ポーリング博士(Dr.Daniel A.Poling)の度々の来訪により励まされ、主として青年の献身運動の推進を図ってきました。東日本、西日本、九州で「高校生献身キャンプ」を志を同じくする団体と共催し、その後は、毎夏、軽井沢で「青年ジョイント・キャンプ」を開催して、青年信徒の育成に貢献しました。近年は、毎夏、山梨県忍野村において、日本CEコンベンション「ジョイント・キャンプ」を青年から高齢者まで幅広い層を対象に開催して、教会に奉仕する信徒の育成に貢献しています。  また、毎年、神学生に奨学金を給付しているほか、一般信徒の啓蒙に資するため、毎年秋、日本CE公開講演会を東京・銀座で開催しています。

 他に、世界CE大会への代表団の派遣や、韓国CEと相互に大会などへの招聘を交換するなど、積極的に国際交流を図っています。

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